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カテゴリ:花屋論( 55 )
開店直後の花屋状況
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先週上本町ハイハイタウン店がオープンしました。
そこで、開店をしてどのように店が成長していくのかをレポートしていきたいと思います。

オープンした場所は、もともと花屋さんをしていたのですが、昨年の11月から店長の体調が良くなく、休む日が多くなり今年の6月に休店していたお店を引き継ぐことになりました。

以前から花屋だったのでお客様の中には、開店することを待っていたお客様のいますが、ほとんどの方がその存在を忘れています。

そこで、知ってもらうための宣伝活動をしなければなりません。
上本町の周辺を調べてみると、法人と個人が半々ぐらいなので、新聞広告より1件、1件にチラシを配るポスティングをする事にしました。

チラシの内容はオープンしたことを伝える内容と、その日の特価情報を載せたものです。
近所の家々に1日およそ300枚ほど配っています。
宣伝活動が少ないため、現在の1日平均売上は2万円程と採算ベースにはほど遠い売上ですが、一人一人のお客様を大切にしてリピートしていただけるようにしなければなりません。

店舗の前を通る数量が梅田店や三宮店に比べて断然少ないので、当分はチラシまきをして知ってもらうこと中心に進めていきたいです。
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by hanajiro_head | 2006-10-12 12:54 | 花屋論
花屋論23 セリ市
ある大阪の神社の境内で植木市を行っていました。
よく見てみると「セリ市」なのです。

真ん中のセリ人が植木を台の上に載せ価格を付けていきます。
基本的には下げゼリ手法でした。

例えば、盆栽を台の上に載せ「1万円ないか~」とかけ声を掛けます。
周りを見渡し、「物はええよ~」「ないか~」と競り落とす人を待ちます。

誰も手を挙げない場合は、「8000円おらんか~」ってな感じでセリ価格が下がっていきます。
それでも落札されない場合は、6000円、5000円と下がっていきます。
もちろん、出品者にも限界があり、4000円で落札されない場合は、持って帰ります。

盆栽や植木など同じ物を作りにくい商品は、購入者が価格を決めるので、入札するタイミングの駆け引きがたまらなくスリルがあります。

もちろん、1万円スタートの時に欲しい人が2人以上いれば、上げゼリになります。
よくあるオークション方式です。1万2000円、13000円と上がっていき入札が止まると落札になります。

以前花屋論8~10でも書きましたが、花屋の仕入れも「セリ」です。
良い商品を高く仕入れることと悪い商品を安く仕入れる事は、誰にでも出来ます。
プロの仕入れは、良い商品を安く仕入れることです。

今回見た植木の競り市で感じたことは、売価の決定権は店側ではなく、お客様側だと言うことです。花次郎でも商品の価格設定には特に気をつかっています。
売れ残ると言うことはお客様にとって「割高」で、売れ行きの良い商品は「割安」なんだと理解しています。

ただ単に安売りするのではなく、お客様にとって「割安」な商品をこれからも仕入れていきたいと思います。
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by hanajiro_head | 2006-10-04 12:19 | 花屋論
花屋論21 花屋の忙しい時期 お盆編
花屋は人間らしい商売だなぁとおもいます。
なぜなら、心を形に変える商品ばかりだからです。

花そのものには、「観照する」という価値しかないけど、その観照していただく為の商品としてのポテンシャルは高いものを持っています。

心を形に変える商品としては、その用途としてお見舞い、お祝い、誕生日、送別、出産などがあり、この夏の暑い時期によく売れる、「仏花」「墓花」もそのひとつです。
「仏花」「墓花」は形式的に必要だから購入する方もいると思いますが、本来は先祖に対しての感謝の心を形に変えた商品です。

お盆にお供えする「仏花」「墓花」の中に入れる花があります。ご存知の「蓮(ハス)」です。なぜ蓮の花や蓮の実を入れるのかは、8月15日の灯篭流しの際ご先祖様が蓮の花にのって帰る為と伝わっています。

花の中でも「蓮」は高級品で、1年でこの時期にしか出回りません。季節はずれの台風や、異常気象などで、不作の年は1本原価で500円を越す場合があります。
店頭に並ぶ仏花の相場は毎年、1200円程ですが蓮が高騰する年は1つ1800円する場合もあります。普段は仏壇に1つ飾る場合でも、盆とお正月は2つ飾る家庭もあり、仏花だけで3500円程になります。そしてお墓参りにいくときに必要な「墓花」は通常一対2000円ほどですが、高騰すると一対3000円ほどになります。すべて揃えると一人当たり5000円ほどの売り上げになります。

最近お盆の花屋さんを覗くと、「蓮入り仏花1200円」「蓮台入り仏花1000円」「蓮なし仏花700円」など選べるようになっています。以前は、お盆に蓮なしの仏花を売るなどもってのほかでしたが、この現象は、先ほど書いたように蓮花が高騰したときにスーパーの花コーナーなどから始まりました。蓮を入れる意味など知らない方々は、その違いもわからず安いほうの「蓮なし仏花」を購入しそれが、近隣の花屋の売り上げに影響を与えるようになり、一般のフラワーショップにまで広まりました。

しかし、それではご先祖様があの世に帰れません。

売り上げを求めるのは必要ですが、花屋としてなぜ「蓮」を入れるのかを知った上で商売をしなければ、その意味を知っているお客様まで離れてしまうことになります。

そんな花次郎では、仏花関係の販売は現在しておりませんが、立地的に仏花が必要な場合はしっかりと伝えていきたいです。
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by hanajiro_head | 2006-08-14 14:04 | 花屋論
全国展開をする意味。
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久しぶりの花屋論です。
今日は、花屋さんで全国展開する難しさについて書きたいと思います。

家業と事業の違いですが、僕なりの解釈で申し訳ないですが、家業は自分の為にしている仕事で、事業は世の中の為にしている仕事だと思います。

僕自身は花屋さんを事業と思い経営しています。花をより身近な商品にしようと思う一心で仕事に取り組んでいます。
そこで花屋を全国展開する難しさについてです。
①店長の力量が店舗の売上げにとてつもなく影響する。
②花が好きな人は、あまりお金が好きではない。
③業界の人件費が安い。

この3点が全国展開の難しさにつながっていると思います。

①の理由ですが、花は生ものなので日々のロスをいかに少なくするかが、店長の力量になります。花を仕入れた本人に、花を売る責任を持たせる。この原理は花屋を運営するにあたり最重要事項です。このどちらかが欠けるだけで花は売れなくなります。
と言うのも、仕入れと販売を切り離してしますと、売上げが落ちてきたときに、その理由をなすりつけ合うのです。
と言うことは、仕入れが出来る店長を育てなければなりません。これが一筋縄ではいかなく、花屋の仕入れは、朝の6時に市場につきセリを終え花を捌いて、店頭に並べる。そしてスタッフの手配などのマネージメントを行う。かなりの能力を求められます。
花屋の売上げの90%は、店長の能力が左右していると言っても過言ではないと私は思います。

②花屋好きな人は、あまりお金が好きではないですが、人間誰しもお金は好きだと思います。
しかし、花が好きな人は心が優しい人が多く、一般的な方法でモチベーションをあげるためにインセンティブとしてノルマを設定し、報酬を与えたとしても、それが理由でエンジンを回す人が少ない業種だと思います。反対にお金をモチベーションにする人で花が好きな人が少ないのも事実だと思います。
と言うことは、報酬目的で仕事に打ち込み、本当に花のことを好きな人材は一掴みだと言うことだと思います。店長の能力が売上げに影響するので、その一掴みの人材を確保し続ける難しさが、全国展開のボトルネックになっていると思います。

③「業界の時給が安い」についてですが、花屋さんは女性からの人気業種です。
そしてその人気に甘えている花業界の時給は、求めている能力のわりにに安いのが現実です。その安い時給が業界の常識になっているので、余計にお金と花が好きな人が集まりにくい業界になってしまっています。
これも少なからず、全国展開の難しさにつながっていると思います。

花次郎としては、小売り店舗を増やしていくことも、花を身近にする為には必要だと思っていますが、上記の理由が関西圏外の出店を足止めしています。
現在花屋で全国展開している会社は「青山フラワーマーケットさん」と「日比谷花壇さん」ぐらいだと思います。
先人たちの運営方法を見習いながら、花次郎も少しずつ成長できればと思います。

なぜ、全国展開するのか?
それは、花次郎の創造する花文化を一人でも多くの方に共感してもらう為だと思っています。
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by hanajiro_head | 2006-07-28 00:26 | 花屋論
花屋論19 あなたの町の花屋さんの仕組み
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花次郎は、都市型の花屋として運営しております。
都市型と町型では、その運営方法は全く違う方法です。

花次郎の梅田店はオフィス街向けの花屋で、三宮店は繁華街型花屋です。
どちらにも共通して言えるのが、店の前を通る人達のほとんどが一見(いちげん)さんです。

町型の花屋さんは、地元密着型なので店の前を通る人達のほとんどが常連さんです。
常連さん向けの商売方法はと言えば、接客型になります。お客様の趣味を把握して、フレンドリーな接客を心がけないといけません。

そして、町の花屋さんでもアレンジメントや花束を主に販売する「フラワーショップ」と、仏様に飾るお花をメインに取り扱っている「花屋」があります。
今日は、その仏花をメインに取り扱う花屋の運営方法を説明します。

仏花が強い花屋さんは、安定した売上げをキープできます。なぜならギフトとは違い定期的に花を入れ替えるからです。そして神棚に飾る「榊」や水回り神様「三宝荒神」が付着して売れるので客単価としても仏花一つにとどまらず、大体800円~1000円になります。

あと、年に4回の「正月」「春の彼岸」「お盆」「秋の彼岸」に飾る墓参り用のお花などが安定的な売上げを確保する要因になっています。

試算してみます。
1日100個仏花が出るとします。2週間に1度入れ替えするとして、一月に3000個販売することになります。仏花を購入する見込み客はおよそ1500人になります。
その中で「榊」や「三宝荒神」を購入するお客様が500人いるとします。
仏花の相場は地域によって変化しますが、ここでは400円とします。
平均単価1000円とすると3000人×1000円=300万円になります。単純に1日10万円です。仏花などの年商は3600万円になります。

そして、年4回の墓参り用花の売上げは、3000人中1000人が墓参りに行くとして
1000人×1500円=150万 年4回あるので150万×4=600万円

そのた、自宅用の花が1日3万円売り上げたとすれば、1万×350日=350万円
合計すると、4550万円になります。

人件費、家賃、その他諸経費をひいたとしても10%は残ります。
年間の利益としては450万ぐらいになります。

地味そうに見えますが、こういった昔ながらの花屋さんは、しっかりと儲けているところが少なくありません。

仕入れについても、毎日固定のお客様に提供出来ますので、ロスの無い仕入れが可能になります。と言うことは、比較的安い価格で売ることが出来る。
そうすることで、地域一番店を築いていけるのだと思います。

しかし、ここからが面白いところで、地域一番店が続くと、慢心が出てきて相場が安いときでも安く売ることをせずに、いつも通りの売価で売るようになります。
ライバル店が常に向上心をもって、仕入れに対して適正な価格設定をし、鮮度の高い商品を売り出すと、口コミによりライバル店が力をつけてきます。
そのせめぎ合いがその地域での適正価格になっていきます。もちろん2店とも儲かっていれば3店目、4店目と近所に花屋ができその利益を分配し始めます。

花業界の恐ろしいところは、「商品に対しての仕入れルートが同じ」だと言うことです。
いくらセリで安く仕入れても、ライバル花屋もほぼ同じ価格で仕入れている為、価格競争が始まると、利益が犠牲になる尻すぼみの状態になってしまいます。

強い花屋とは慢心することなく、鮮度の良い花を適正価格にて販売し続ける事だと思います。
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by hanajiro_head | 2006-07-08 00:21 | 花屋論
花屋論18 勝ち組花屋「ゴトウフローリスト」
前回に続き花屋の勝ち組を紹介します。

日本の中で最も高級な花屋(フラワーショップ)だと思います。
初めて訪れる方は、まずその店の広さ、花の量に圧倒されます。
立地は東京の六本木交差点から数十メートルに位置します。
http://www.gotohanaten.co.jp/index.html店内の雰囲気、ウインドウのディスプレイ、販売している「花」どれをとっても最高級です。
お花好きの方は是非東京に訪れてください。観光としても楽しめます。
日本に高級なお花屋さんはいろいろとあると思いますが、どの花屋さんも、ここを参考にしていると思います。

僕は10年ぐらい前に初めて見たのですが、そこから東京に寄る度ちょこちょこ見ますが店の鮮度は相変わらず活き活きしています。
特に、バラコーナーは見応えあります。別室のショーケースに入っており1本あたり800円~1000円程で販売しております。バラの質を見てもまさに最高級です。

花屋(フラワーショップ)として、大切なことの大部分がこのお店に集約されています。
日本を代表するVIPな方々に利用される為には、「満足させる使命感」が大切です。
どの業界にも存在する最高級のお店に共通することですね。

花次郎とは180度違う販売方法ですが、目指すべきお店の形です。
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by hanajiro_head | 2006-06-28 17:02 | 花屋論
花屋論 番外編 カサブランカ農家を訪ねて
鹿児島旅行の2日目は、カサブランカ農家の見学に行きました。
鹿児島県は、1年中温暖な気候なので花の産地では有名です。
特に百合関係は温度と日照時間が重要なので、出荷量も多いです。

今回おじゃました宮地さんは、カサブランカをメインに作っております。
6月に入って日照時間が増えたことで急に出荷量が増えたと近況を伺いました。
出荷量が多いときは1日180ケースほどの出荷量があり、カサブランカは1ケース10本入りなので、1800本の出荷作業があります。

出荷行程は、切り取ったお花を1度水揚げをします。水揚げが終わると、お花の選定に入ります。1本当たりに付いている輪数、葉っぱの色、奇形がないかどうかなどが選定の基準になります。
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選定が終わると、下葉処理を行い10本ごとにセロファンでまとめていきます。
ここまで終わるともう一度、水揚げを行います。
完全に水揚げが終わったところで、箱に詰めていきます。
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3ケースまとめているのは、送料が関しており3ケースまでは、まとめて送っても1ケース扱いになるからです。農家では当然の作業になっております。

こぼれ話ですが、選定から外れた規格外商品の行く先ですが、地元にある八百屋さんが利用する青果市場に出すそうです。そうすることで、出荷者としてのブランドを守ることが出来るのです。いわゆるアウトレットの仕組みと同じですね。

ハウスを見学させてもらいました。百合農家は初めてなので新鮮だったのは、
球根を植える→育てる→切り取る→球根を掘り出す→球根を植える→育てる→切り取るの繰り返しだと言うことです。
バラやガーベラ、その他の花は、株があり茎が伸びつぼみが付いたら切り取り、1つの株から何本も切り取る形なのです。
出荷調整は、ハウス毎に球根を植えて管理をします。
写真①は作付けしてから一月半程
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写真②は①から20日後の状態で腰ぐらいの高さです。
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写真③は②から10日後の状態で140㎝程に成長しています。
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写真④は③から10日後作付けから3ヶ月程で出荷状態になります。高さは160㎝程です。
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そして、土を掘り返して、球根を取り出し、また作付けに入ります。

宮路さんに育てる上で一番難しいポイントを聞きました。
それは、意外な答えでした。立派な百合を育てるには、しっかりと伸びた根っこが必要で、その根っこをのばす作業がなかなか難しと言うことでした。

手間暇を掛けて作っていただいた「花」を無駄なくお客様に提供できるように、これからも精進していきます。
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by hanajiro_head | 2006-06-17 23:47 | 花屋論
花屋論17 勝ち組花屋②「阪急梅田のフェニックス」
北大阪に住んでいる方で、花屋さんに興味のある方ならご存じだと思います。
言わずとしれたフェニックスです。(阪急梅田駅の紀伊国屋の前にあります)
昔から有名だったのですが、3年ほど前に全面改装をして、一気にブレイクしたと思います。

店舗のおしゃれさで言えば、間違いなく大阪1だと思います。
黒を基調にデザインされた店内には、個性的な観葉植物が所狭しと並んでします。
その観葉植物の間にある切り花の、珍しい花を主力として綺麗にディスプレイしております。

フェニックスの一番の見所は、店頭のディスプレイスペースに飾っている「作品」です。
季節感を大切にした作品は見応えがあります。

阪急沿線の富裕層がここぞと言うときに使用する花屋として、その地位を確立しています。
お花だけを見ると高価格ですが、納得して支払える雰囲気は充分あると思います。

フェニックスの強みを分析すると
①好立地。関西一好立地
②店の雰囲気。高級感たっぷり
③珍しい観葉植物

あんな一等地で商売が出来るのは、本当にうらやましい限りです。
あの場所でフラワーショップをするならベストの方法だと思います。
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by hanajiro_head | 2006-06-11 22:33 | 花屋論
花屋論16 勝ち組花屋①
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花屋さんは花が回転してしなければ勝ち組になれません。
ロス率を売価にかけていれば必然的に顧客に嗅がれてしまいます。

そんな花屋業界中で、僕が思う勝ち組花屋さんを紹介します。
第1回目は、僕の尊敬する花屋さん第1位、以前にもちらっと書き込んだ花屋さんです。

天王寺ステーションにある花屋さんです。
オーナーは三代目で、初代は明治時代からの花屋さんです。
とにかく昔ながらの水揚げ方法をしていて、花に関する知識は間違いなく日本一です。
もちろん店頭とバックヤードには冷蔵庫(キーパー)はなく、水揚げ方法を工夫することが花の鮮度を最適にするという、一子相伝の花屋さんです。

僕は、オーナーに花屋の「いろは」を発見させて頂きました。
もちろん、売上げ、お客様の数をみてももちろん勝ち組です。
それ以外に、花屋さんとしてのポリシーが勝ち組です。

始めてあったときに言われたことは「おまえの店は花屋じゃなく、フラワーショップやもんなぁ」でした。
フラワーショップと花屋の違い分かりますか?
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by hanajiro_head | 2006-06-02 00:33 | 花屋論
花屋論16 勝ち組花屋①のつづき
「花屋」と「フラワーショップ」の違い

はじめに断っておきますが、「花屋」と「フラワーショップ」どちらが優れているという話ではありません。それぞれの特徴を私なりに解釈して話しているに過ぎません。

フラワーショップ花次郎という屋号を付けています。
付けたその時は、全く意識していませんでした。花を売っている店としてわかりやすい屋号にしたかっただけです。
中には「フローリスト」「フラワーサロン」などのを店名の前に付ける店などもあります。
花屋を分析するとき、多少意識して店名と店の内容を照らし合わせますが、僕の店を含めてあまり関係していないと思います。

天王寺の花屋さんがいうフラワーショップを僕なりに解釈すると、「フラワーショップ」とは、店内に「キーパー(冷蔵庫)」があり、売っている商品は「アレンジメント」「ブーケ」「ガーデニング」などの横文字商品で、花一本一本をメインに売っていない店の事だと思います。
「フラワーショップ」自体横文字なので、店の作りは欧米風になっていくのだと思います。

欧米では、花を飾るのが生活の一部になっており、その分生産量も多く、花の単価自体も日本に比べて安いのが実情です。反対に日本では花は高価なのもなので、店も冷蔵庫を使用して鮮度を保持しようと努力します。
欧米の「フラワーショップ」のように、キーパーの中へ花を入れず花をディスプレイしてしまう事は、回転率の良い店でないとできません。しかし、売りたい商品は欧米風の「アレンジメント」であり「ブーケ」なので、花を「キーパー」に入れてしまうのです。(花屋論5フラワーキーパーのある花屋と無い花屋の違いを参考にしてください)
つまり、日本の「フラワーショップ」のロジックは、売りたい商品ありきで店内を欧米風にしてしまう。と解釈しています。
僕の「フラワーショップ花次郎」も開店当初から売りたい商品は「花」単体と言うより「アレンジメント」「ブーケ」「アレンジメント教室」などの制作技術を売ろうと努力してきました。
なので、はじめて天王寺の花屋さんと話したときに「おまえの店はフラワーショップやもんなぁ」と言われたのだと思います。

その天王寺の花屋さんは言います「フラワーショップのほとんどが3年~5年で潰れる、おまえの店もこのまま行けば、必ず3年で潰れる」と。
当時僕の実力を計られた問答があります。(4年ほど前)
天王寺の花屋「おまえガーベラってどのくらい持つと思うねん?」
僕「1~2週間っす」
天王寺の花屋「ふーん」です。
後になって聞き出したのですが、ガーベラは管理によって一ヶ月は持つと言うことです。
しかも、本当に持ちます。「そりゃあと3年~5年で潰れるわ」と思いました。

僕の解釈する「花屋」は、花は高価な物であると言うことを心から理解して、花の管理方法、水揚げ方法、飾るときの最適な場所などをアドバイスするなど、「花」の良さを売っている店のことだと思います。
「花」を買いに来るお客様は、鮮度(花持ち)、種類、価格の3点を大切にして花を買いに来ると思います。次に大切な事ですが「センス」「スマイル」「スピード」の3Sだと思います。

勝ち組花屋として、紹介して頂いた天王寺の花屋さんに出会わなければ、僕は間違った方向に向かっていました。
「花屋 花次郎」って屋号になれるように、努力していきたいです。
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by hanajiro_head | 2006-06-01 12:18 | 花屋論


目指せ花人!青年社長の花次郎日記
by hanajiro_head
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