目指せ花人!青年社長の花次郎日記 hanamaster.exblog.jp " height="110" width="550" border="0" /> | ||||||||
鹿児島旅行の2日目は、カサブランカ農家の見学に行きました。
鹿児島県は、1年中温暖な気候なので花の産地では有名です。 特に百合関係は温度と日照時間が重要なので、出荷量も多いです。 今回おじゃました宮地さんは、カサブランカをメインに作っております。 6月に入って日照時間が増えたことで急に出荷量が増えたと近況を伺いました。 出荷量が多いときは1日180ケースほどの出荷量があり、カサブランカは1ケース10本入りなので、1800本の出荷作業があります。 出荷行程は、切り取ったお花を1度水揚げをします。水揚げが終わると、お花の選定に入ります。1本当たりに付いている輪数、葉っぱの色、奇形がないかどうかなどが選定の基準になります。 選定が終わると、下葉処理を行い10本ごとにセロファンでまとめていきます。 ここまで終わるともう一度、水揚げを行います。 完全に水揚げが終わったところで、箱に詰めていきます。 3ケースまとめているのは、送料が関しており3ケースまでは、まとめて送っても1ケース扱いになるからです。農家では当然の作業になっております。 こぼれ話ですが、選定から外れた規格外商品の行く先ですが、地元にある八百屋さんが利用する青果市場に出すそうです。そうすることで、出荷者としてのブランドを守ることが出来るのです。いわゆるアウトレットの仕組みと同じですね。 ハウスを見学させてもらいました。百合農家は初めてなので新鮮だったのは、 球根を植える→育てる→切り取る→球根を掘り出す→球根を植える→育てる→切り取るの繰り返しだと言うことです。 バラやガーベラ、その他の花は、株があり茎が伸びつぼみが付いたら切り取り、1つの株から何本も切り取る形なのです。 出荷調整は、ハウス毎に球根を植えて管理をします。 写真①は作付けしてから一月半程 写真②は①から20日後の状態で腰ぐらいの高さです。 写真③は②から10日後の状態で140㎝程に成長しています。 写真④は③から10日後作付けから3ヶ月程で出荷状態になります。高さは160㎝程です。 そして、土を掘り返して、球根を取り出し、また作付けに入ります。 宮路さんに育てる上で一番難しいポイントを聞きました。 それは、意外な答えでした。立派な百合を育てるには、しっかりと伸びた根っこが必要で、その根っこをのばす作業がなかなか難しと言うことでした。 手間暇を掛けて作っていただいた「花」を無駄なくお客様に提供できるように、これからも精進していきます。
by hanajiro_head
| 2006-06-17 23:47
| 花屋論
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オフィシャルトップ | フィロソフィー | 会社概要 | 事業内容 | リクルート | 代表者ブログ | サイトマップ | |||
|
ファン申請 |
||